店主BLOG

2013-11-24 01:46:32

天空農園と野崎有真とハンサム食堂

2013/11/21(木)

携帯電話の電波も届かないような篠山市の奥地、後川(しつかわ)地域。
深い深い山のてっぺんに築250年の茅葺き古民家「天空農園」があります。

この天空農園で贅沢な夜を過ごす為、夕方から車で出発します。
道中、野生の鹿に遭遇するものの、対向する車もなければ、人の姿もなし。
家の明かりもぽつりぽつりとしか見当たらないような集落。

午後6時半過ぎ。
11月だけどピリピリするような寒さです。
この時間となれば足元も見えない真っ暗闇。
空を見上げれば、それはそれは満天の星。
車を停めてから、懐中電灯の灯りを頼りにしばし坂道を登り、茅葺き古民家を目指します。
出迎えてくれたのは、こちらのボード。



これから始まるのは、「YUMA HOUSE in SASAYAMA」

湘南のシンガーソングライター野崎有真くんが都会の町、日常の海を離れ、
森や木々に囲まれた田舎、自然豊かな丹波篠山で歌い、語り、
地元で採れた食材の夜ごはんで宴を楽しむという企画なのです。


おいしい夜ごはんを作ってくれるのはハンサム農園ケイジくん。
大好きなハンサム食堂のケータリング。

今年最終の黒枝豆
地元後川産こんにゃくと特製みそ
篠山名物の猪汁
黒豆ごはん、黒豆茶
塩と山椒でいただく豆腐
ハンサム農園の新鮮野菜
おまけに北海道から届いたサンマetc...





おくどさんで作る最高の料理。




天空農園の家守に促されて、火吹き竹で息を吹く。
おくどさんの火をおこすのは野崎有真くん。
なんとなくその場の雰囲気でこうなっちゃたけど、、、




ライブ前でありミュージシャンであり、
炎や煙で喉に負担はかけないか?
歌う前に肺活量を使っちゃって大丈夫か?とちょっと心配になった。
そう思いながらも、状況に配慮できなかったことを反省。



野崎有真という人は、ひとことで表すと「丁寧な人」
人との接し方、語り方、歌う姿、すべてに品があり芯がある。
「YUMA HOUSE」はその名のとおり、彼の人となりが現れる場所でありました。

『野崎有真 Official Website 』http://nozakiyuma.com/


そして、この空間を演出し贅沢な時間を作り出してくれたのは
『SHARE WOODS 』代表の山崎さん(http://www.share-woods.jp)


一緒にこの時間を共有した客人
NBYの初代スタッフであり「エースあそびの学校」代表の西條くん
篠山・福住のイタリア料理店「トラットリア アル ラグー」の兼井さんご夫妻
お店&工房の仕事でお世話になっている方々。
これ以上にないほど最高な人たちが集まった貴重な時間でした。
皆様に感謝、今の環境に感謝。