店主BLOG

2011-08-26 17:19:36

夏まつりはシェイカー&ボンゴカホンで

8月27日(土)は保育園の夏まつり出張ワークショップのため、お店&工房は臨時休業いたします。

カホンプロジェクトさんによるシェイカー&ボンゴカホン作り。
自分で作ったシェイカーやボンゴカホンを鳴らして遊ぶ。
夜はキャンプファイヤーで演奏会。
ap bankのようにミスチルから保育園に縁の深い沖縄音楽まで。

これは息子の保育園でしてね。
夏まつりを取り仕切る父母会の会長さんから、
「お店から出店しませんか?」とお声をかけていただきました。
それで「ご協力できることはさせて頂きますよ。」とお返事しました。

「さぁ、何しようか???」

お店の商品をただ売りに行っただけでは、まず子供には思い出として心に残らないよね。
という話になってワークショップを出来ないかなって考えた。
で、誰かにヒントを頂こうと知り合いであるカホンプロジェクトさんに相談してみました。
カホンプロジェクトさんが今年「ap bank fes」で行ったワークショップはみんな楽しんでくれた。というお話を聞いて是非やってみたいと思った。
それで「ap bank fes」でやったワークショップを保育園で再現してもらえないかお願いしてみた。
大きなイベントや素晴らしい会場でワークショップを続けられているにも関わらず、小さな小さな保育園のために忙しいスケジュールを調整してくれて実現することになった。

夏まつりを企画してくれる父母会のママさんたち。
全園児の保護者の代表となって、お仕事しながら、子育てしながら、家事をしながら、その合間を縫って夏まつりの準備をしてくれる。
ほんとにご苦労様だし感謝だね。

企画段階でカホンワークショップを提案した時には全員が賛同したわけじゃなかった。
みんなが楽しめるように父母会の皆さんもいろいろ考えて、
「参加料が高い」
「演奏会のときにワークショップで作らなかった子供たちが何も持ってなかったら可哀想な思いをする」
「ヤクルトとかの空き容器で作ったら材料費が安いのに」とか、そんな意見もあった。
でも、申し訳ないがそれらの意見は全部突っぱねさせてもらった。
私達にとって共感するご意見じゃなかったから。

まず、このワークショップに可哀想という現象は存在しない。
作らなかった子は手拍子すればいいし、演奏してもらっている気分で歌をうたえばいい。
これから生きてくなかで、疎外感や不公平を感じるな事なんていっぱいあるわけで、これで可哀想だと感じていたら何も乗り越えられないぞって思う。

ヤクルトの空き容器、それは保育園の工作でできることだよね。
だったらカホンプロジェクトさんに来てもらう必要はない。
使っている木材の物語を知ってほしいんだな。

カホンプロジェクトさんの使う木材は森を守るために間伐したもの。
国産の間伐材を使ってシェイカーやカホンを作りながら、
木のぬくもりを感じたり、地元の森のことを学ぶ。
それがお堅い勉強じゃなくて、音楽と自分で作った楽器を使いながら楽しく学ぶ。
材料を安くするという問題ではないんだ。

まぁ難しく考えずに楽しみたいね。
大人が思っているより子供は柔軟さ。
可哀想なんて思わず、自分で楽しむ方法を見つけてくれると思うよ。

だから、大人のひとにお願い。
子供がやりたくないって言えばやらなければいいし、
やりたいって言えば高いと思っても参加してほしい。
高いお金払っちゃったって思うなら、次の日の昼ごはんが白飯1杯に節約してもいいじゃない。
あくまでも子供の思いで参加する・しないは決めてほしい。
楽しかったって思いも経験、楽しくなかったって思いもそれまた経験。

とにかくお父さんもお母さんもお爺ちゃんもお婆ちゃんも、
園児のお友達も卒園生のみんなも、他に来てくれるみんなみんな。
明日は楽しもうね。






【おもちゃレンタルのお知らせです】

8/27(土)@篠山市市民セ ンター/?14時~?18時半~
鎌仲ひとみ監督「ミツバチの羽音と 地球の回転」上映会があります。
◆前売1000円・当日1200円/079-552-5032(中西)

午後の部の上映会において、託児をご利用いただけるそうです。
託児ルームで当店の木のおもちゃの貸し出しをいたします。
(託児は、13:30~16:30ごろまで)
託児費用は無料だそうです。
特に申し込みを必要とはしませんが、当日受付にてお申し出ください。




木のおもちゃと雑貨&沖縄やちむんの器
    【Natural Backyard】

[:PC:] 篠山工房&ショップ

兵庫県篠山市東岡屋31 (地図はこちら)
(tel)079-556-5766
【open】12:00~18:00   【closed】火曜日(変更あり)
*駐車場有(店舗斜め向かいゴミステーション裏)