店主BLOG

2011-03-16 14:09:58

Pray For Japan

東北地方太平洋沖地震におきまして被災に遭われた方たちへ謹んでお見舞い申し上げます。
そして、この地震の犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。



震災の町に向けて、私たちが今できること。。。
★手づくり市など各イベントや篠山ショップにて義援金を募ります。
寄付していただいお金は責任をもって神戸新聞社および日本赤十字社へ届けます。
★必ずやってくる復興の日に向けて。
東北や関東で壊滅した子供たちの施設が再建されたら、木のおもちゃを寄付する準備を進めています。
木材はNPO法人サウンドウッズから提供して頂けることになりました。

微力ながらも自分たちにできることは何だろう。。。と考え続けています。
被災地へのおもちゃの寄付に関しては、
◆施設へ向けてどう呼びかけていけばよいか?
◆通常の受注オーダーをこなしながら、どれぐらい製作に時間をかけられるか。。。
まだまだ課題も多く模索中です。
でも復興にむけて動き出すのはもう少し先のこと。考える時間はまだまだたくさんある。
いろいろ考えてるときに、兵庫県丹波市の「NPO法人サウンドウッズ」さんから「材料提供するよ。」とお声をかけてくださいました。涙が出るほど嬉しかった。
力になろうと意気込みはあってもウチは小さな個人商店であって、できることに限りがあります。
だからとても力強い。「サウンドウッズ」さんと共に支援の方法を考えていきます。

そして被災していない私たちがやらないといけないこと。。。
「自粛しないこと」
物欲がなくなったり、贅沢することへの罪悪感をほとんどの人がもっている。
自分のHPへのアクセス数を見ればそれは一目瞭然なわけで。。。
そして消費が止まる。経済が回らない。
被災地の力になりたいと思っても財源力がない。
そうならないように、今までどおりに、お客様がワクワクした気持ちでいられるように。
たくさんのイベントに回って、たくさんの人にあって、そこで思いを共感してもらえるなら募金してもらう。

一日も早い復興を願って。
それがナチュラルバックヤードの「Pray For Japan」

※追記
義援金はイベント以降も引き続き継続して集めております。
いろいろな報道の中考えた結果、私たちは震災孤児へ向けて活動しようと考えております。
集まった義援金は、震災孤児の救済へ使っていただける団体へ寄付することと変更いたします。(2011/03/31)

2011-02-13 17:29:50

フルオーダー ~シェルフ&ラック~

祭りといってもいろんな祭りがあるけれど、
1月末から2月にかけて、私なりの祭りがあったんだ。

秦祭り。

秦基博のライブツアー、神戸・京都・大阪公演。
チケットは半年以上も前から確保して、まだかまだかと待っていた。
3回も行き過ぎだと、冷ややかな声も周囲から聞こえたけれど、
今の自分にとって「生きてて良かった」と思える最大の喜びなのだからお許しいただきたい。。。
京都に関しては2列目という奇跡的な座席をゲット[:拍手:]
いまだ余韻は冷めないわけで。。。
でもって、ブログもずいぶんサボっちゃったわけで。。。




先月末に神戸のお客様のもとへ製作係がフルオーダーの配達へ伺いました。
ご注文いただいたS様ご夫婦は、岡本のミドリカフェさんに置かせて頂いているショップカードやフライヤーでお店を見つけてくださいました。
初めてご来店された時にもたくさんご購入してくださいました。
ご夫婦のほんわかした雰囲気が初めて会った時から安心感を感じまして、
気がつけばずいぶん長い時間引き止めてお喋りしてしまったような。。。
「木のインテリア雑貨を集めていきたい」といろんな商品に関心を持ってくださり、
次のご来店ではキッチンぺーパーを収納できるシェルフと大型ラックのオーダーを、打ち合わせさせて頂きました。

完成した商品は大変喜んで頂いたようで安心いたしましたよ。
今回オーダーいただいたラックたちを設置後、以前お買い上げ頂いた壁掛けシェルフも今回こちらで取り付けさせていただきました。
その間にS様ご夫婦は、新しく仲間入りしたラックに整理したかったモノを着々と収納。
振り返った頃には大型ラックが完璧な状態で収まっていたそうな。
見事なご夫婦の連携プレー[:拍手:]

実際の写真が残っていた。
その完璧な収納がコレだ。 
ワン、ツー、スリー[:next:]





想像通りの素敵なリビングだ。




そしてS様からこの日、新たなオーダーをいただいて帰って参りました。
感謝、感謝。
たくさんお友達を招いてくださいね[:ラッキー:]
2011-01-17 17:50:41

16年後の1.17

このところ続く寒波。
毎年センター試験の時期には大荒れの天気という印象があるけれど、
それにしても、今年はしっかり降りますな~[:ゆき:]
「豪雪、全国各地大荒れ」なんてニュースでも伝えられますが、
実はこれでもスキー場の積雪量は多い方ではないのだとか。。。
温暖化が進み、人の寒いという感覚も少しづつ変わった。
寒さに対する適応能力が鈍ってきたのでしょう。

16年前の今日も、雪は降らないまでも寒い寒い朝でした。
私の暮らす町は落下物や壁のヒビ、水槽が割れて水浸しになったけど、神戸ほど被害がひどくなかった。
16年前、うっかりコタツでそのまま寝てしまったんだ。
姉も同じくコタツでそのまま寝てしまい、二人で抱き合って揺れが静まるのをまった。
そして母親が寝室からあわてて降りてきた。
みな放心状態だった。
まだ被害がこんなに大きいこともわかってなかった。

六甲山の表側ではとんでもないことになってたんだね。
地震から数週間たった頃、
「何かできることはないのかな。。。」
と考えるようになった。

新聞の記事で、「青空美容室」のボランティアを募集していた。
仮設住宅で暮らす人たちの髪を、空の下でカットする。
その当時、美容師のアシスタントをしていたので、
「アシスタントでも参加できますか?」と聞いたら、大丈夫と答えてくれた。
ひとりでふらっと新開地のほうまで出かけた。
でもきっと、そんなに役に立ってなかったんだと思う。

やっぱり何年たっても明確に覚えてるんだ。
よく 被災していない人、報道番組とかが
「この日を忘れちゃいけない」とかって言うけれど、
理屈としてそれはわかる。
でもほんとに被災した人は、忘れたいだろうね。
思い出したくないだろね。
実際に被災してない人が、正論のように言うのがなんか嫌なのね。

だって新開地の空気感、そんなに思い出したいと思わないもんね。
やっぱり被災した方々の心の穴はぽっかりと空いて、疲れ果ててた。
家がなくなったり、家族がなくなったり、そこの穴を他人が埋めるのはむずかしい。
何も出来ないと実感した。

良くも悪くも、今は携帯電話が一人に一台なんていう携帯文化。
16年前には、携帯電話を持ってるひとも今よりはるかに少なかった。
居場所を探すのは困難だった。
昨今、海外で起きた地震では携帯電話の発信やGPS機能で救える命も出てきた。
そう思うと16年の間に社会は変わったな。

私が知っている兵庫県作用の生産者グループ「南光いも煮会」の渕上さん。
この方は地域の皆さんと1.17慰霊式典で使う竹燈籠の竹筒を、神戸にずっと送り続けている。
もう14年になるのかな。
今年も地域の皆さんと1500本の竹筒を送ったそうだ。

その日限りのボランティアではない。
何年も同じことで支え続ける渕上さんのような人たちこそ、
被災者の方の心の穴を埋められるんだろうな。。。


先日、お店の向かいの喫茶店にシュガーポットとお店の看板を納品してきました。


喫茶店を始めてから何十年とずいぶん年月が経つそうですが、
年明けから心機一転、新しい看板でお客様を迎えてくれてます。
それにしても、毎日常連のお客様がわいわいやってくるとこだ。
うらやましい限りだ。
2011-01-10 16:50:13

紙雑貨 

なんだかんだいっても。。。
女子って紙雑貨が好きよね。
使うあては決まってない、いや使う機会もないかもしれない。
だけど、
ついつい手にとってしまい、
紙の可愛さに惚れてしまい、
気づけばカバンからお財布が顔を覗かせている。
で、そんな高いお買い物じゃないからついつい買っちゃう。
で、いつのまにやら紙雑貨が家にあふれかえってる。

そんな女子は世の中にけっこういるはず。
私もそのうちのひとり。
(女子と呼ぶにはもう無理がある年代だけど乙女心は永遠なり)

お店には「Kuff Luff(クフラフ)」の紙雑貨が初入荷。
新たに仲間入りいたしました。
東京在住のグラフィックデザイナー黒木さんがつくる紙雑貨たち。
紙の質感や製本技術を活かしたものづくりをしたいという思いから昨年12月に誕生しました。

北欧雑貨のような、和モダンのような、独特な世界、色、柄。
そしてこだわった紙の質感のせいか、なんかほのかにいい香りがする。

【側面に彩色が施されているノート】

【黒の糸を使用した糸綴じのノート】

[:本:]ノートはどちらも無地。
ふわっとした軽い紙や透け感のある紙や、滑らかな書き心地の紙質など
それぞれの特徴を活かした仕上がりです。


【箱入りのメモ紙】

[:便箋:]包装紙に使われる薄くてツルツルした紙。
使い道はメモだけにあらず。。。
ラッピングのアクセントにもいかかでしょうか。
例えば紙袋を閉じるときに一緒に添えてホッチキスで止めるだけ。
それだけでもちょっとした洒落たラッピングができそうです。
何でも使える便利なメモ。


中には2種類のデザインが入っていて、その中には1枚だけ違う柄が入っているというお楽しみもあります。

1月末には包装紙なども販売予定だそうです。

紙好きな方も、そうでない方もまずは触れてみてください。
ひとつひとつにちょっとしたこだわりがあって、紙の手触りや色合いを楽しむことができます。

2011-01-09 17:39:24

2011年計画

本日はえべっさん。
お店終わったら商売繁盛祈願に行ってくるかな。

遅ればせながら、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年中お世話になった皆々様どうもありがとうございました。
まずはお店を開業するにあたって、たくさんの援助をしてくださった義母、
そしてやんちゃ盛りの息子の子守りや保育園のお迎え、
生活面で全面的に協力してくれる実母に感謝します。
自分たちは親となってもまだまだ子供で。。。親に甘えっぱなし。
この方たちの支えがあって今があります。
どんな形で恩返しできるかわかりませんが(いや、出来ないかも知れませんが、、、)
ただただ頑張るしかありません。
そして、篠山でお店をオープンしてから販売促進の為にサポートしてくださる方々有難うございます。
町を盛り上げる力になれるようなお店づくりを目指します。

2011年の予定は、

3月27日の「第2回 夜久野高原手づくり市」に出展します。
初回に引き続き2回目の参加です。

そして4月、読谷山焼窯の共同窯の窯だしに日程を合わせ、金城さんへご挨拶と仕入れを兼ねて沖縄に行こうかと思っています。

商品も少し展開を広げて、生活雑貨や新たな作家さんの雑貨なども取り入れていく予定です。

そして お店にご来店くださるお客様からのご要望もあり、
コーヒーやジュース、お菓子など、簡単なメニューで少しゆっくりできるスペースを設けることにしました。
テーブルは一席で、いつから始まるかはまだ未定ですが、
ちょっとほっこりできる空間になれば良いな~と思っております。

んじゃ、今日はこのへんで。