店主BLOG
志村けんさん逝去
3/30、お店では午前中にテレビのロケがありました。
4月から新しくスタートするSDGsの番組。
1分間ほどの短い放送ですが、2週にわたりナチュラルバックヤードのお店や活動をご紹介して頂けます。放送日についてはFacebookなどSNSでお知らせいたします。
そのロケ最中に入ってきた志村けんさんの訃報。
「8時だヨ!全員集合」が土曜日の楽しみで、40才以上の世代はドリフターズに子育てしてもらったようなものです。
日本全国、土曜の夜8時は泣いている子供より、笑っている子供の方が圧倒的に多かったでしょう。
世のお母さんたちもその時間は家事がはかどったり、ゆっくり息抜き出来たに違いない。
または一緒に大爆笑して楽しい時間を過ごしたことでしょう。
人に対して痛い目に合わせたり、ドッキリを仕掛けたり、プライベートをいじったり、他人で笑いを取ることはしない。
自ら頭にタライを落としたり、壁にぶつかっていったり、変な衣装やメイクをして志村けんさん自身が笑い者になる。
誰かを攻撃するような笑いではなく不快な思いをしないから誰からも愛されたのでしょう。
そして志村けんさんは特に子どもを扱うプロフェッショナルだったと思います。
幽霊ネタのコントでは観客席から「後ろ、後ろ、後ろ」とか「キャ~」と子供の声で溢れる。
子供の声に反応しながらも、上手い具合に自ら幽霊に捕らえられにいく。
そして最終的に笑いがドカ~ンと沸き起こる。
笑いのパターンはマンネリだけどいつも面白い。
宿題をやらなかったせいか、小学生の途中で「テレビを観るのは2時間まで!!」というルールが母から発令されました。
私は「8時だヨ!全員集合」と「西部警察」だけは必ず観るアイテムに入れました。
幼さと大人っぽさ。渋いでしょ。大門ファンだったので、、、
とにかく、志村けんさんが身をもって教えてくれたことを深刻に受け止めなければなりません。
志村さんのご家族がご遺体にも会えなくて、ちゃんとお別れできなかったこと。
「自分は感染しない」とか「コロナに罹ったら気合いで治す」とか「若いから大丈夫」と思っている人々は本当に考え直してほしいです。
お店でも、いまだにマスク無しで咳やくしゃみをするお客様がいます。
また、せっかくマスクをしているのに顎にずらして口を出したまま痰の絡んだ咳をして店内を歩き回る人もいます。
それは人に迷惑をかけないという思いより、自分が罹りたくなくて予防のためにマスクをしているのでしょう。
コロナがそれほど感染拡大していない時、私はお店でマスクを着用するのを一旦やめました。
予防としては効果が少ないこと、マスク不足で相次いだ買い貯め騒動。
「マスクの無駄な使い方はやめよう。お店はとにかく換気対策をしっかりしよう」と思いました。
しかし、現在はマスクを着用して営業することにしています。
不特定多数、いろんな地域からお客様がいらっしゃるので、私が感染している確率はゼロではないと恐怖を感じています。
それでも商売をしなくては生活できないので、政府から休業命令が発令されない限り営業するつもりです。
ただ、無防備な方のご来店が続くようであれば、自ら休業するという決断をしなければいけないでしょう。
こんな事を書いても該当する方々には届かないのです。
マナーのない行動が多いのはナチュラルバックヤードのことを知らない、たまたま通りがかって入っただけの観光客。
ここはたくさんのお子さま連れが入ってくるお店だということ、知る由もありません。
今日は取り留めのない文章になってしまいました。
イベント中止の連絡も相次ぎ、メンタルがちょっとやられてるかもしれません。
でもこれは気合いで治せます。
「気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ・・・」
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休校・休園どう過ごす?
新型コロナウイルス感染症の拡大が止まりません。
丹波篠山市でも休校が延長されました。
臨時休校の要請が報道された当日、息子は席替えしたばかり。
席の周りに楽しい友達が集まっていて残りの3学期が楽しみだとウキウキしたその日に、このニュースを聞いてとてもショックを受けました。
そして学校が再開したら少しだけクラスのみんなと過ごせると思ったら、ついに春休みまで延長。
まぁ、そんなの小さな悲しみです。
卒業式、大会、入学式。。。突然のお別れや規模縮小や中止。
そしてせっかく決まった就職の内定取り消し、私がそこに直面したら親として何て子供に声をかけたらよいのか。。。
ほんとに答えが見つかりません。
内定取り消された若者たちが、これから生きていくのが嫌にならないように支援してください。
休校中の給食費を保護者に返金、そんなのもういいですよ。
急に発注を止められた食品業者さんに補償してください。
ママさんたちって声を出しやすいです。
街頭インタビューだって言いたいこと言えます。
業者さんは普段から頭を下げなきゃいけないので声を出しにくいです。
不満もらしたら、次は別の業者に変えられちゃうんじゃないかとか、、、
弱い立場から救うもんでしょう。
機嫌取りみたいな政策、やめてください。
目先だけの対策、結局あとからツケが回ってきますよね。
税金ですか?年金ですか?保険料ですか?
はい、今日は愚痴りましたね(╹౪╹*๑)
まだまだ続く休校。
子供たちとどう過ごすか…
策が尽きてしまった保護者様。
お子さまと一緒に工作はいかがでしょうか?
木の端材をお譲りします。
木のおもちゃ作りワークショップで使用している材料です。
端材があればこんなものが作れますよ。
これはアイデアのほんの一部です。
ワークショップではタイヤや回転軸になるベースキットが付いているので動くおもちゃが作れます。
無料提供の端材にはベースキットはお付けできませんが、それでも工夫次第でいろんなものが作れますよ。
木のおもちゃ作りで大切なのはボンドの使い方です。
ぜひ、読んでから作業を始めてくださいね。
3月中は土日限定ですが、店に置いていますのでご自由にお持ち帰りください。
色を塗ったりすれば、もっと時間が有効に使えます。
ほかにも休校中・休園中にできることをご提供できるように考えておきますね。
【お知らせ】
篠山チルドレンズミュージアムの3月休館延長が決まり、3月22日(日)に予定していた「木のおもちゃ作り」は中止となりました。

急遽、予定変更したり、平日に営業できる日がある場合はカレンダーに記載いたします。
WEBサイトでご確認ください。カレンダーはこちら
環境学習(間伐体験と端材のおもちゃ作り)
先日、バイオマス丹波篠山さんからお声掛けいただき、丹波篠山市内の小学校で木工体験をおこないました。
2回に渡る環境学習の授業で、1回目はバイオマス丹波篠山さん指導のもと山に入って間伐体験をしたり里山の現状を学びました。
児童が間伐した木をナチュラルバックヤードがお預かりして2週間ほど工房で乾燥させ、2回目の授業は実際に伐った木を使って木工体験をおこないました。
親子で参加していただく「端材のおもちゃ作り」では、子供は工具を使ってはいけないというルールを作っています。
これを講演会でお話すると「子供には工具を使わせるべきだ!!」という反対意見が必ず出ます。
そうなんですよ。子供のうちから工具を使うこと大切だと思っています。
学校の授業では子供がきちんと工具を使えるように指導しています。
親子イベントでは家族の関り方を大切に、出来ないことをお願いしたり、やりたいことを伝えたり、木を使う目的だけでなく共同作業のなかで社会性を身につけることを重視しています。
学校の授業は「学び」の場なので、自分で考える力としっかり技術を身につけることを重視しています。
同じ内容であっても得るものは違います。
1回目の授業でノコギリの使用経験がある子供たちは安定の上手さでした。
2時限分では時間が足りなくて、給食を早く済ませて休み時間も頑張って作業する子供たちでした。
後日、子供たちが書いてくれた手紙を先生が送ってくれました。
★木工が楽しかったので木材を買って家でも木のおもちゃを作っている子
★作った貯金箱を大切に使ってくれている子
★また木工体験に参加したいと思ってくれた子
★木はたくさん使った方が良いと知ってくれた子
★お店やちるみゅーに行きます。って書いてくれた子
嬉しい言葉をたくさん伝えてくれました。
みんな真剣に取り組んでくれて、楽しそうに作ってくれていたので、
書いてくれた言葉は正直な気持ちなんだろうと感じています。
ナチュラルバックヤードの木工体験の目的は、思い出作りではなく「経験作り」
家に帰ってからも木工を続けてくれる子供が1人でもいたら、それは大成功。
5年生のみなさん、こちらこそ感謝いっぱいです。
みんなの一生懸命な姿に、次世代を担っていく力強さと希望が見えて元気をもらいました。

どうする?こどもの乳歯
我が家の息子は中学1年生。
奥歯の乳歯がグラグラしているのに、なかなか抜けず。
食べてる時の違和感、噛んでしまった時の痛みがストレスになっていました。
その期間がとても長く感じたのと、永久歯が生えてきているのに乳歯が居座ってしまったら悪影響だな~と思い、歯医者さんに診てもらったらその場で抜くことになりました。
お子様の乳歯、みなさんどうしていますか?
昭和生まれは、下の歯が抜けたら屋根に向かって、上の歯が抜けたら縁の下に放り投げるのが一般的でした。
もう15年以上経ちますが、雑貨店の物流倉庫でピッキングのバイトをしていた時に乳歯ケースという商品があることを知りました。
「えっ!!乳歯って残しておくの??」
乳歯を放り投げて育ってきた私には、なかなかの衝撃でした。
息子が生まれて歯が抜け始めた頃、とりあえず乳歯ケースに保管することにしました。
小さい頃は抜ける度に私が保管していたのですが、小学生になってからは「乳歯ケースに入れときや~。」と。
まぁ残しても残さなくても、どっちでもいいや。という感じで息子に任せてました。
歯医者さんが袋に入れてくれた乳歯を放置したままだったので、保管しようと久々に乳歯ケースの蓋を開けたら。。。
すごい増えていてびっくり。
意外にも、息子は抜ける度に自分でちゃんと保管してたんだな~と。
あらためて息子の乳歯たちを見ていると、3ミリぐらいの小さい前歯から1センチぐらい大きくなった奥歯まで。
乳白色だった可愛らしい歯から、最後の乳歯であろう今回抜いた歯はややドス黒い色へ。
乳歯から見えてくる成長がとても面白くて、残しておいて良かったな~と感じる瞬間でした。
そんなわけで乳歯ケースです。
木製で動物や男の子や女の子がデザインされていて、小さくてとても可愛いです。
昨日、「バレンタインデーのお返しにいいね~」とお客様が購入されました。
帽子の部分がフタになっていて、ピアスやイヤリングを保管するのにピッタリ。
中はゴムパッキンが付いているので、しっかりと閉まります。
おっしゃる通り、乳歯ケース以外の用途にもおすすめです。
¥480(税別)とお手頃価格。
プチギフトにもちょうど良いです。
「森につなぐ1ピース」プロジェクト
2月より木育プロジェクトをスタートしました。
丹波篠山市の赤ちゃんに、お子さまの名前と誕生日を刻んだ積み木のブロック1ピースをプレゼントします。
対象は令和元年(2019年)5月1日以降に生まれた丹波篠山市内在住の新生児です。
木材は「八百材舎(やおざいや)」さんから丹波篠山産ヒノキ材を提供していただきます。
個人的なプロジェクトなので拡散力がほとんどありません。
皆さまのお知り合いにもぜひ拡散して頂けると幸いです。
ナチュラルバックヤードはこれまで3年間にわたり市内の幼稚園や認定こども園に木のおもちゃを導入してきましたが、市の事業も昨年12月の納品で終了しました。
導入したら「はい終わり~」と、ただのおもちゃになってしまっては必死で製作してきた意味がありません。
これからは自分たちで「木のおもちゃ」を使う意義を伝えていくために活動します。
プロジェクトを始めた趣旨や、お申し込み方法など詳細をWEBサイトにまとめていますのでご覧ください。
⇒森につなぐ1ピース プロジェクト
2月11日、京都府福知山市の観音寺で1年に一度行われている『大護摩大祭』に初めて行ってきました。
べっとりと身体と脳に染み付いた「穢れ(けがれ)」を焼き祓っていただきます。
ホラ貝を鳴らしながら僧侶さんや行者さんが入ってこられました。
一番後ろは観音寺住職の小籔実英さん。
親方さんの母校である柏原高校や氷上高校で教師をされていたとは、年代的に出会っていたかもしれません。
邪気が入らないように東西南北などに矢を放つ法弓の儀(ほうきゅうのぎ)、
護摩木を伐り出して諸願成就を願う法斧の儀(ほうふのぎ)などが1時間ほど行われました。
点火。
ヒノキの青葉で覆われた護摩壇に火がつけられると白い煙が沸き上がってきます。
あ、、「森につなぐ1ピース」とヒノキつながり (´⊆`*)ゞテヘ
ブホッ!!煙が全部こっち向き。
そうさ、あたいは穢れと煩悩の塊さ。
祓え、祓え~。
そして、願い事を書いた護摩木を護摩壇でお焚き上げ。
今年2020年は開創1300年にあたる年だそうで、記念御朱印がありました。
『麒麟がくる』面白いですね。
明智光秀氏もこの寺に訪れていたかもしれませんね。
祝日はお店オープンなので途中で切り上げて帰り、残念ながら住職さんの説法は聞けずでした。
しかしながら護摩焚き中の高揚感ったら。
ライブにでも行ったような余韻がずっと残ってました。
そして気持ちもすっきり。来年もまた行きたいです。