店主BLOG

2018-01-13 18:32:00

「舟を編む」と「WOOD JOB」

お店は火曜日~木曜日の3日間は定休日を頂いてまして、工房の製作を手伝っております。

最近は単純作業の繰り返しで眠気に襲われてしまうので、インターネットで映画を観ながら作業しています パソコン

洋画だと字幕に集中してしまうので、もっぱら邦画です。ずいぶん前に公開されていますが、良い映画だと思った2作品。

 

『舟を編む』(2013年公開)

出典Asmik Ace

 

編集方針は「今を生きる辞書」。見出し語は24万語。完成まで15年の新しい辞書作りに奮闘する人たちを描いています。

出版社に勤める主人公の馬締(まじめ)さんは変わり者とみられ、営業部員として持て余す存在でした。

しかし言葉に対する天才的なセンスを見出されて辞書編集部へ異動します。

テーマが辞書、主人公も地味だし、話の展開もすごく地味です。

ですが編集部の人たちの会話のやりとりにどんどん惹きこまれていきます。そしてじんわりと笑えます。

感情表現が苦手な馬締さんですが、辞書作りにじわじわと情熱を燃やしていくのが感じられます。

登場人物がみんな良い人。なんだかんだ言いながらも編集部の人たちが馬締さんを支えてくれます。とても素敵な関係です。

長い年月を掛けて辞書編纂に没頭しますが、急いで完成させなければならない事情がでてきます。

とはいえ作業を一つひとつ潰していくしかない辞書作り。その苦労と奥深さが非常によく伝わってきます。

そして数少ない友達である猫「トラ」さんとの距離感が絶妙で幸せな気持ちになります。

 

奇しくも昨日(1/12)、新たに1万語を収録し10年ぶりに全面改訂された「広辞苑」が発売されたとのニュース。

インターネットを使えば無料で言葉を簡単に検索できるこの時代に8500円(税別)で販売される辞書。

この映画を観ていなければ「このご時世に辞書なんて、なかなか売れないでしょ。」と私は思ったでしょう。

地道な作業、辞書作りに携わる人々の苦労は、書物として残すべき重みであり価格相当の価値なのだとわかりました。

 

 

 

『WOOD JOB ~神去なあなあ日常~(2014年公開)

出典東宝

 

大学受験に失敗し高校卒業後の進路も決まっていない都会育ちの若者が、あるパンフレット表紙の美女に一目惚れをします。

女性に会いたいという軽い気持ちで一年間の林業研修プログラムに参加するが、それはもう期待とかけ離れた世界。

山奥の村で厳しすぎる先輩と過酷な林業の現場。耐え切れず逃げ出ようとするも表紙の美女が村に住んでいると知り、留まることを決意します。

不真面目そうに見えるものの木を切ることにはちょっと筋が良かったり、少しづつ村の暮らしに溶け込んでいきます。

田舎で暮らすことは、人にも自然にも受け入れられたり受け止めるまでに時間がかかります。

そういうところがリアルに描かれていて、人とのふれあいに感動する場面もあります。

数秒ですが、やや濃厚なキスシーンと下ネタあり。これをうまく削除して小学生の子供たちに是非観てもらいたい映画であります。

とくに篠山市のような林業の担い手が不足している地域では保護者の方にも観てほしいと思います。

農林水産省でもおすすめされています(http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1404/movie.html)

 

 

素晴らしい思ったこの2作品。

恥ずかしながらあまり本を読まないので初めて知ったのですが、どうやらどちらも著者が「三浦しをん」さんって方のようで。

この方の作風が自分の好みなんだということもわかりました。

本を読む時間はなかなか持てないですが、また良い映画に出会いながら自分のお仕事も頑張りたいと思います。

 

【お願い】

工房での製作のため、平日の営業日(月・金)は午後4時でお店をクローズさせていただきます。

お客様のご来店状況をみながらですので、午後4時以降ご来店希望の場合はご連絡いただきましたら対応いたします。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 

【イベント&臨時休業のお知らせ】

ママwithららぽーと× 出張!チルドリンアカデミーに出展します。

★1/20(土)ららぽーと和泉

★1/28(日)ららぽーとexpo city

※両日とも出展にともない、お店はお休みいたします

 

 

NPO法人チルドリン主催の無料ワークショップもあります

 

2018-01-03 22:40:00

2018お正月~生野銀山へ~

2018年明けました お正月

おめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

数ケ月振りに休みを取ってお正月3日間ゆっくり過ごしました。

1月2日は兵庫県朝来市の生野銀山に行ってきました。

 

生野銀山は807年に発見されたと伝えられ開坑1200年の国内有数の鉱山です。

銀や銅などの鉱物を産出してきましたが1973年(昭和48年)に閉山されました。

2017年には日本遺産に認定されていています。

(ちなみに篠山市は2015年に「丹波篠山 デカンショ節ー民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」で日本遺産に認定されています。)

 

 

鉱石を掘っていた坑道を歩いて見学できます。

江戸時代採掘ゾーンは小さな穴をはいながら掘り進んだ様子やノミ跡や鉱脈が残っています。

機械のない時代の果てしない手掘り作業に驚かされます。

風も通らない暗くてジメジメした坑道には恐怖を感じました。

ロウソクや懐中電灯の灯りをたよりに作業していたことを想像すると忍耐しかない過酷な労働だったことがよくわかります。

電気仕掛けの人形が作業風景を再現してとてもリアルです。

 

 

 

近代採掘ゾーンでは明治以降に機械化された採掘法を見ることができ技術の進化を感じます。

 

 

 

 

 

巻揚・エレベーターゾーンはその巨大さに圧倒されます。

また地下の深さを目の当たりにすると、命の危険と向き合いながら作業していたのがよく理解できます。

 

 

 

 

坑道内は年間を通して気温は約13℃。

朝来市のこの日の気温は約6℃だったので坑道内は温かく感じました。

夏の避暑にはとてもおススメです。ただし訪れる際は上着が必要です 服

 

 

鉱山資料館、吹屋資料館、生野鉱物館など他にも見どころはたくさんあります。

江戸時代の鉱石を掘り出す作業を再現した模型はとてもよく出来ていてました。これは必見です見る

 

   

 

ところで牛タン定食ってなに??

 

 

さらには坑道入口横の階段を上ると露天掘跡も見ることができます。

歴史を感じ、自然も感じ、小学生にはとても良い学習コースでした。

生野銀山どこも見る価値、行く価値アリだと思います グッド

冬季は雪が降り、山道はとても険しいので積雪情報に注意してくださいね。

 

  

 

 

そして初営業日だったこの日は、超スーパー地下アイドル「GINZAN BOYZ」との正月じゃんけん大会があり。。。

 

 

勝ち抜き3人の中に入りまして景品のGINZAN BOYZ特製TシャツをGETしました 。

 

 

「GINZAN BOYZ」とは今も坑道でギンギラギンギンに体を張って頑張っている総勢60名のマネキン人形たちのこと。

外人顔のイケメンやイモ臭い和風のイモメンがあなたの心を打ち砕いてくれます トンカチ

ちなみにワタシ好みのGINZAN BOYは伸一さん 好き

 

 

 

★新年の営業は1月4日(木)から

 1月中、商品1000円以上お買い上げのお客様にはお年賀粗品をお一人様1点プレゼントいたします。

2017-12-31 00:50:00

2017年ふりかえり ~ちるみゅー城~

ブログの放置っぷりがもう年々ひどくなっていきます汗

あっという間で2017年も残すところ1日。

もう大晦日です。

今年はいろんな事に余裕のない1年でした。

それでも2017年はNatural Backyardにとって歴史的な1年でありました。

それを代表する出来事といえば、

7月15日に篠山チルドレンズミュージアムに「ちるみゅー城」という新しいお部屋がオープンしたことです。

こちらの設計・デザイン・施工を手掛けさせていただきました。

ちるみゅー城は篠山産材ひのきやスギを使用したお部屋ぜんぶが木のおもちゃの遊び場です。

6月6日に着工して、1ヶ月と1週間余りで完成させなければならないハードなスケジュールでした。

「ちるみゅー城」ができるまでをインスタグラムで振り返ってみました。

 

 

ここからが始まり。

空っぽになった教室。

オープンまでにできるの???

夢や期待より、ただただ不安ばかりが膨らんでいたような気がします。

 

 

 

着工10日目から「6」荒西さんが施工に加わってくださいました。

アドバイスを頂きながら一緒に作りあげていきました。

仕事の早さ、正確さ、見惚れました。

 

 

 

着工からちょうど2週間。2階建てのお城もカタチが見えてきました。

 

 

 

その場でデザインが決まり、カタチになっていく。

 

図面に起こそうとすると楽しい遊び場にならなくて、どんどん負のスパイラルへ。

なので図面なし、直感でカタチを作っていくことにしました。

もちろん図面なしというのは失敗のリスクが大きいけれど、

ここの現場はそれよりも「面白さ、楽しさ」が勝っていたように思います。

 

 

これもまた頭の中の構想だけで作っていくカラクリおもちゃ。

全く思うようにいきません。失敗ばかり。

一番大きな仕掛け、ちるみゅー城のメインとなる大型遊具。

今までやったことのない事に挑戦しています。

学童の子供たちは興味深々で大盛り上がり。

 

 

「6」荒西さんの紹介でデザイナーの弓削夫妻に「ちるみゅー」のキャラクターを描いてもらいました。

過酷なスケジュールに付き合ってくださって、想像以上の作品に仕上げてくださって、

このお二人のご協力で、ちるみゅー城に息が吹き込まれたような気がします。

誰もいなくなった夜のちるみゅー城でキャラクターたちが動き出しているんじゃないかと思っています。

それぐらい楽しく素敵な世界になりました。

 

 

 

教室に機械が持ち込まれ、ちるみゅーは第2の工房となりました。

季節は梅雨から夏になり、暑さと湿気で汗だくの日々。

休日はない。体力の消耗は激しい。

 

それでも毎日ここにくると一日一日、何かが少しづつ変化していく。

不安ばかりだった気持ちが、期待や楽しさの方が上回るようになってきました。

この風景が好きでした。

緑に囲まれた素晴らしいロケーションで夢のある仕事に携わることができて幸せを感じていました。

 

 

 

2017年7月15日(土)

篠山チルドレンズミュージアム・グラフィティ棟に「ちるみゅー城」が誕生しました。

オープン初日から冬季休業前の12/24まで、たくさんのお友達が遊びに来てくれました。

お店のお客様からも「行ってきたよ」とたくさんの方からお声を掛けていただきました。

 

ちるみゅー城はまだまだ途上段階です。

とっても複雑なカラクリに挑戦した「木のたまご工場とはたらく車」は生みの苦しみを経た甲斐あって、子供たちには大人気です。

そのぶん利用頻度に追い付かなくて故障することも多く、木のおもちゃの限界も痛感しています。

喜び、苦しみ、また運営や管理の難しさ、オープンから半年でいろんな経験をさせてもらいました。

Natural Backyardにとっては2017年の大きな大きな事業、そして感謝の日々だったと思います。

 

ちるみゅー城は、ちるキャラと共に冬眠に入ります。

来春3月の開館には子供たちの賑やかな声が戻ってきますように。

またお会いしましょう♪

 

ちるみゅ城の遊具についてはWEBサイトをご覧ください。

http://naturalbackyard.jp/free/chirumyu

 

 

2017-05-08 17:12:00

森と木のめぐみワークショップ

2017年のゴールウィークが明けて日常に戻りました。皆さんお疲れでてないですか?

今年はお天気の崩れも少なく、お店にもたくさんのお客様が訪れてくださいました。ありがとうございました。

ワークショップも前半は篠山、後半は大阪で開催させていただきました。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。

 

4/29、4/30は篠山チルドレンズミュージアムでワークショップをいたしました。

こちらは篠山市「Go!Go!さとやまの日」の一環で実施された木育ワークショップです。

篠山チルドレンズミュージアム・Forest Symphony Sasayama・Natural Backyardとの共同企画でおこないました。

 

 

1日目は『森と木のめぐみワークショップ』

 

薪割りと木工体験、午前と午後の半日コース。

木工体験は「こえだの人形」を作りました。

 

   

 

 

 

 

 

 

 

2日目は『森と木のめぐみ 満喫ワークショップ』

 

薪割・木工体験➡かまどご飯で昼食➡森を感じなが散策➡という里山をたっぷり満喫できる一日コースでした。

①薪割りのプロ・Forest Symphony Sasayamaスタッフにサポートしてもらいヒノキを割ってみる

②割ったヒノキを使ってNatural Backyardと一緒に丸太のイスを作る

③イスを作っている間に薪割りしたヒノキを使って、ちるみゅー館長がかまどでご飯を炊いてくれます

 地元で採れた筍の炊き込みご飯でみなさんの昼食タイム

④いろんな材料に使われたヒノキは一体どんな木なの?どのように生えているのかな??

 自然博士のみえてぃ先生にガイドしてもらいながら実際に山を散策してみよう。。

というストーリーで進行していきました。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

みなさんは「里山」って、どんなイメージをもっていますか?

日本の風景、自然がいっぱい、緑豊か、空気がきれい、長閑、癒し、

集落、農村地、過疎化、土砂災害、鳥獣被害、放置された森林などなど、、、

自分のいる環境によってプラスのイメージにもマイナスのイメージにもなりますね。

また、どこか遠いところ、遠い存在に思う人もいるでしょう。

実際、多くの人が里山に入る機会が少なく、里山との関わり方自体わからなかったりすると思います。

 

里山のヒノキや杉は薪となりエネルギーとなり、家具や建材の素材となり、人形作りや遊び道具の材料となり、

また山菜や筍など食材を手に入れることができる。

この2日間のワークショップは遊びながらも学べるものがたくさんあったと思います。

里山は食と暮らしにたくさんの恵みを与えてくれていることが実感できました。

 

初めての試みで不備もあり、木工体験ではスムーズな進行が出来ず参加者の皆さんにはご迷惑おかけしました。

それでも皆さん温かな心でイベントを最後まで楽しんでくださって、私たちにとっても充実した2日間でした。

ご参加くださった皆様に、スタッフの皆様に感謝いたします。またやりたいですわくわく

 

篠山チルドレンズミュージアムでは毎週末いろんな催しやワークショップをしていて、山や森での楽しい遊び方を教えてくれます。

Natural Backyardも毎月1回「木のおもちゃ作り」を開催していて、木工が好きなリピーターさんもいらっしゃいます。

その他、篠山市内には山や森で遊べる場所や公園がたくさんあり、各施設でいろいろな自然体験ができます。

遊びを通して、ぜひ里山に関わってみてください森

 

 

★こちらでもイベントの様子がUPされています⇒FacebookForest Symphony Sasayama』​

 

その他のワークショップの様子や参加者の方々の写真をまとまています。下記の画像をクリックしてくださいね。

※イベント会場受付にて撮影および掲載許可のお願いを告知しております
2016-12-02 16:47:00

神戸北にオープン「TOIRONI」

11月25日にOPENしたトイロニさんへ行って来ました。

トイロニさんは産院で作られている産育食を、いつでも食べられる場所として始まったお店だそうです。

 

 

 

郵便局として使われていた建物をリノベーションされています。

建物には郵便局の看板が残っています。

まだ郵便局だった頃、新興住宅地のなかにポツンと昭和を感じさせる建物が存在していて、とても印象に残っていました。

そこがカフェになるというのだから、、、どんなふうに様変わりするのか楽しみで心待ちにしておりました。

 

 

 

中に入ってみると、開放的な厨房があってキッチンインテリアがセンス良く並べられています。

そしてモンキーポッドを使用したダイニングテーブルがとっても印象的でした。

木の厚み、木の縁、色合い、すごくインパクトがあってカッコ良かったです。

モンキーポッドは日立のCMソング「この~木なんの木、気になる木~♪」でおなじみの大きな木。

重厚感がありながら重苦しい雰囲気ではなく、カジュアルなインテリアにも似合いますね。

そんな憧れのテーブルで美味しいランチをいただきます。

  

 

 

トイロニ様のOPENに伴い、Natural Backyardではランチで使用されるウォルナット材のトレーを製作させていただきました。
オリジナルロゴの焼き印がすごく素敵です。

 

 

 

食材、器、盛りつけ、美味しさ、栄養バランス。
どれも妥協しない、良いものを選び抜くこだわりを、ものすごく感じました。

知り合いのぼちぼち農園さんの無農薬野菜もあり。(ぼちぼち農園http://bochinou.com

スタジオエムの器で食べる贅沢もあり。
こんな素晴らしいおもてなしの中に、NBYのトレーも仲間入りさせて頂いたことが本当に嬉しいです。

 

 

食後にtent-coffeeの豆を使用した土鍋焙煎コーヒーをいただきました。

スウィーツはテイクアウトも出来ますよ。

場所は神戸三田アウトレットやイオンモール神戸北の近くです。
お子様向けのメニューもあり、体にやさしいほっとする美味しいカフェごはんが頂けます。
是非、行ってみてくださいね。

 

 

TOIRONI(トイロニ)

神戸市北区上津台1-5-2
TEL 078-983-3901
OPEN 10:00~18:00
LUNCH TIME 11:00~15:00
定休日 火曜日

 

★WEBサイト『月とみのり』http://tsukitominori.com

 

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